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私をドライブに連れて行って

一月ほどたった頃
このままでは、市内のホテル制覇しちゃうわね
毎日迎えに来て
毎日求めてくる彼に言いました。

本当だ!
こんな近場で会ってちゃいけない!
どこで誰が見てるか、わからないから
もっと遠くへ行こう
受付のおばちゃんも知り合いかもしれないよ・・

迎えに来るのも止める
電車で出ておいで
ちょっと先の駅で会おう

夜も、逢うのはもう止めよう
嘘をついてお互い出るのはやめよう
嘘をつくから家族の顔を見ると
こんな事してていいのかなって
思ってしまうんだ・・
emiにだって、嘘はつかせたくないよ

毎日会いたいけど
こんなに会っていたら
今にばれてしまうから

それに・・・
一週間くらい溜めたほうが
もっと気持ち良いかなぁ・・・
って思うんだ

気持ちが冷めてしまったの?
もうemiに会いたくないの??
こんな事してと思うのなら
やめたいの??

急に胸が締め付けられるような気持ちになりました。

私は、悩んで悩んで、覚悟して飛び込んだ。
だからもう悩まない。
でも、彼は好きだから抱きたいと
もっと軽い気持ちで始めてしまって
始めてしまってから悩んでいる。

でも、彼を苦しめるのなら
もう会わない方が良いのだろうか・・

泣きながら
もう、やめたいの?と聞きました。
もうemiはいらないの?

そうじゃないよ
やめられる訳ないよ
もう離れられないよ

苦しいくらい抱きしめながら
彼は言いました。

でもね
このままじゃいけない
俺何してるんだろうって思ったんだ
ちゃんと仕事しなきゃ
会社をおかしくしてしまうよ

だから
会いたいけど
毎日会うのはやめて
もうちょっと間隔をあけよう

そして・・
新車に乗って現れたのでした。

最初の頃は、運転は嫌いと言っていた彼
車は乗せてもらうほうが楽だからと・・
会社の車も、ナビもついていませんでした。
それが、フル装備で一番良い内装で・・

これはね、家族を乗せる車じゃない。
emiと遠くまで出かける車だよ。
だから、乗り心地の良い車にしたし
見て!最高のナビで、どこに行っても
ホテルがすぐにわかるんだよ♪

もうちょっと間隔をと言った彼ですが
その年は私が入院したのに
結局93回デートしてますから
やっぱり
会いたくて会いたくて堪らなかった二人だったのですね・・
by emi  at 23:06 |  2人のこと |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

初めてのバレンタイン

二人で過ごす初めてのバレンタインの日は
風の強いよく晴れた日でした。
小さな灯台に登り、
湾曲して見える水平線を眺めて
地球って本当に丸いんだぁ!と
2人して歓声をあげたあと
彼は波の音が聞こえるホテルに連れて行ってくれました。

ベッドで待つ彼が
まだぁ・・?

実は私はパウダールームで四苦八苦していました。

その日用意したプレゼントは
ラム酒を効かせて作ってきたトリュフと
ミキモトで見つけた
パールで出来たボールがついたゴルフクラブの形のタイピン
・・・
そして、どうしても一度やってみたかった事・・
ラッピング専門店で買ってきた特大の赤いリボン一巻きで・・

自分の身体に巻きつけて、大きなリボンを結んで
emiをプレゼント!って・・

それがね
思うほど上手に巻けないし
時間はかかるし
彼は痺れを切らすしで・・

やっと出て行くと
喜んでくれると思った彼は大笑い
そんな事してたのかぁ
とっくにemiは貰っちゃったもんね

ベッドに運んでくれましたが
そこでも
もう!どうしてこんな時間かかる事したの!!
解けないじゃないか!!
ロマンティックに過ごせるはずのバレンタインは
2人して笑い転げてしまったのでした。

それでも
2人して
やっとリボンを解いて
髪を撫でながら、彼は

まったく、このお嬢さんは・・
手に入れるのに3年もかかったよ

え?
前から好きだったの??
良いなと思ってたよ、ずっと
でも手を出しちゃいけないと思ってたからね
知らなかったわ・・
emiだけが、ずっと・・

その後はキスで塞がれて
深い深い波の音に飲まれていったのです。

帰って来て彼から来たメールには

今日はありがとう。
emiの素顔がとても可愛くて幼く見えた。
抱きしめながら
これが全部俺のものなんだと強く思った。
沢山の○と×を送ります。

とありました。
欧米でお手紙の最後に書くの
○はハグ、×はキスの意味なのよと
話してあったので。

まだまだ、恋の始まりで
のめり込んでいく
回りの見えない危ない毎日を過ごしている二人でした。
by emi  at 18:08 |  恋する時間 |  comment (8)  |  trackback (0)  |  page top ↑

湖に降る雪

それまで硬くなっていた心がどんどん潤って行きました。
まるで砂漠に水が染み込むように
彼の愛情が、身体中、心中に染み渡って行きました。

それまでも、涙もろくてよく泣いていたけれど
彼に会って、嬉しくて涙を流すようになりました。

それまでも、きっと見ていた景色のはずなのに
見るもの全てが新鮮できらきらして
そして、まるで奇跡のような美しい場面を
彼と出かけるようになると
何度も何度も見たのです。

湖畔のレストランに入った時
それまで晴れていたのに
窓際の席に2人が着いたとたん
ぱぁっと空が暗くなり
次の瞬間に雪がさあぁぁっと降り始めたのです。

いつもなら、混んでいるそのレストランの中に居るのは
彼と私だけでした。
湖に降る雪
音もなく、でも嵐のように
そとは一面の雪、
どんどん湖に降り注ぎ溶けて行く
余りの美しさに
彼と私は声も出せずに
手を取り合ったまま
窓の外を眺めていました。

食事が終わって外に出ると
もう晴れていて
あれは夢だったのではないかと疑うくらい
きっと2人のために
神様が見せてくれたのね・・・
本当に綺麗だったね・・・

雨の日のドライブで
山道にかかると
暗い空から、急に光が差してきて
それが三本、光の道のように
よく、泰西名画で天使と共に空に描かれている光
天国への道のような光に
やはり声も出せないくらいの美しさに
涙が出てしまったり・・

私はきっと
もうすぐ死んでしまうのに違いない
彼に毎日抱かれるようになって
心の中に
そういう思いが芽生えて来ました。

きっともうすぐ死んじゃうから
だから
神様が、あんまり可哀想だから
最後に、今まで頑張ったご褒美として
彼を下さったのに違いない。
彼は神様からのご褒美なんだ・・

抱かれながら泣いてしまう私に

もう泣かないで
そんなに僕といるのが辛いの?

ううん
あんまり幸せだから

それじゃ、笑っていて
僕はemiの笑ってる所が好きなんだよ

emiね
きっともうすぐ死んじゃうんだわ
だから、貴方を神様が最後にご褒美として
下さったのよね
emiは地獄へ落ちちゃうの

人を好きになったからって
地獄へなんか行かないよ
一緒に天国へ行くから大丈夫だよ
連れて行ってあげるから心配しないで

何を言っても受け止めてくれる
そして、しっかりと抱きしめて
安心させてくれる
そんな彼に出会えたのは
やはり神様からの贈り物だと感じていました。
by emi  at 10:16 |  恋する時間 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

毎日・・

結婚してたら人を好きになってはいけないの?

好きになっても
行動にうつしては、やっぱりいけないと思います。
それでも、一度一歩を踏み出してしまった2人には
加速がついてしまって、
回りも見えなくなってしまう。
お互いの事しか見えない。
会いたくて会いたくて、たまらなくなる。

私はその時は働いていなかったし
彼も自由になる時間を持てる人でした。

それからの一月は
週末以外、ほぼ毎日会い続けました。

海辺の町、山の中、湖の畔、
車を走らせ
彼は色んな所へ連れて行ってくれました。

見てごらん、あの湖はね
昔、だいだらぼっちが腰を下ろした跡なんだよ
それで、あのちっちゃな島は
その時だいだらぼっちが食べてたおにぎりの
米粒が落ちて出来たんだよ

見晴らしの良い高台で
腰に手を回しながら説明してくれる彼の肩に寄り添って、
うっとりと聞いている私は
本当に幸せで
この地に越してきて、はじめて良かったと思っていました。

やっとここが好きになったわ
どうして?今までは嫌いだったの?
ええ、本当は辛くて堪らなかったの
でも、貴方がこうして色んな所へ連れて行ってくれるし
教えてくれるのが嬉しい
貴方が生まれた所だから、今は大好き

優しくキスを交わしたあとは
彼はホテルまで車を走らせました。

新婚時代だって
毎日求められるなんて事はなかったのに・・

それが
毎日毎日
今日もホテル行っても良い?
どうしてもemiが抱きたいんだ

こんなに幸せで良いんだろうか・・

怖いほど幸せでした。
by emi  at 09:43 |  恋する時間 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

初めての!

初めて彼に抱かれた日は
初めての事ばかりでした。

これで地獄へ落ちるんだわと
悲壮なまでの覚悟で抱かれた私でしたが
そんな堅くなっている
私の心も身体も
じっくりとゆっくりと時間と愛情をかけて
彼はほぐしてくれました。

そんなにも時間をかけて貰ったのも初めてで
色んな事を耳元で囁かれたのも
よく見せてと、見られたのも
まだ「いく」事は出来なかったけれど
舌の付け根まで痺れるくらいに感じたのも
終わった後に、腕枕で寝ている私に
何度もキスをしながら
優しく優しく撫でてくれるのも
全てが初めての事ばかりでした。

これが好きな人とする make love なのだと
初めて教えられた気持ちでした。

ここから
彼と私の記憶が違っています。

私は一ヶ月くらいたってからのデートでだと
思っていたのですが・・・
彼は
一回目だったんだよぉと
笑いながら言いました。
ええええ!!!私一回目で言ったの!!!
嘘!!
嘘じゃないよ、初めてで咥えたから
絶対忘れないよ!・・・

ええええ!!!!

これは
された方が衝撃があるから、きっと彼の記憶が正しいのでしょう・・・

こんなにも愛してくれた彼に
お返しがしたいと思ったのです。
がばっと起き上がり
「舐めましょうか?」と聞いたのです。

思い返すと、笑えてしまうのですが
すごく真剣に聞いたのです。

言われた彼も驚いたけれど
言った本人も驚いていました。
だって、今まで一度だってした事がなかったのですから・・

良いの?と彼は驚いていました。

でも、本当に初めてなので
やり方がわからないんです
だから、教えて下さい

どこを、どういう風に舐めるかも
わからないんです

そっかぁ
うん、俺が教えていってやるから
大丈夫だよ

まず、優しく優しく扱うんだよ
歯は当てないように気をつけてね
唇と舌を使ってごらん・・・

生まれて初めて
大人のそれを間近で見ました。
大人のものを触ったのも初めてでした。

その時は、もうすでに彼は元気になっていて
先に光るものがあり
きらきらととても綺麗でした。
光るものを見たのも、勿論初めてで
これは何?と彼に聞いて笑われました。
男性も感じると濡れるのさえ、知らなかったのです。

初めて口に含むそれは
温かくて、すごく安心出来ました。
そしてその光るものはちょっとしょっぱくて
なんて愛しいのだろうと思いました。

舌を使うと、彼が悦んでくれるのも
なんて素敵なのだろうと思いました。
初めてだから、ちっとも上手じゃないのが
彼に申しわけないと思ったけれど

ありがとうと抱きしめてもらって
本当に幸せだと感じました。

世の中の恋人や夫婦は
こういう事をしてたのか・・・と思いました。

帰ってからネットで調べました。
上手になって彼にもっと悦んでもらいたいと
強く思いました。
色んなサイトを調べて
(ちゃんと上手になるように教えてくれるところが
あるんですよね・・)
それから、毎回一生懸命にしました。
色んな技を使ったり、指や手のひら、唇に舌に喉、
全てを使って
どうしたら彼が悦んでくれるか
それだけを思っていました。


こんなに上達して・・
本当に良く調教できた・・
もうこれがないと生きていけない・・
こんなに良い女になって・・
上も下も最高の口だ・・
emiなしでは生きていけないよ・・
ここまで仕込んだのは俺だからな・・

そう彼が身悶えして悦んでくれるように
なるまでには
時間はかかったのですけれど・・

by emi  at 17:59 |  恋する時間 |  comment (7)  |  trackback (0)  |  page top ↑

長い事・・

本当に長い事使っていなかったんだねぇ・・

身体中が痺れたようになって
彼にしがみついていた私に
彼が優しく笑いながら言いました。

え?ダメだったんですか
やっぱり良くなかったんですか?
筋肉が堅くなってるんですか?
よく言うように、くもの巣がはってるんですか???

急に不安になって聞く私に

笑いながら私の頬を撫でて

そうじゃないよ
大丈夫だよ
時間をかけてほぐしてあげたからね
吸い付いてくる良い○○○○だよ

そうじゃなくてね
中がピンクで綺麗だから
使ってなかったんだなぁって思ったのさ

!!!!
何て恥ずかしい事をこの人は
何て楽しそうに言うのだろう
今までは
優しくて紳士で
仲間内で飲んでいても
決して下卑た事は一切言わない人だったのに。

2人きりになると変わる彼の姿に
それからずっと驚かされています。

あの時はなんでそう言ったの?と
後になって聞いた事があります。

あぁ、あれね
実はね、根元まで入らなかったんだよ
だから、あぁ本当に使ってなかったんだなぁって
思ったの
今は、ちゃんと俺のサイズになって
しっかり根元まで、奥深く入るよ
もう形もサイズも俺仕様だからな

嬉しそうに答えてくれたのですが
やはり最初からは言えなかったのでしょうね・・
by emi  at 17:14 |  恋する時間 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

こんなに・・・

シャワーは浴びてきたけれど
もう一度お風呂に入らせてください。

恥ずかしくて恥ずかしくて
我慢できなくなったので
彼にお願いして
彼は
そうだね、じゃ僕が先に入るよ

お風呂場で身体中をもう一度
丁寧に丁寧に洗いながら
本当に良いの?と自分に問いかけていました。
もう戻れないでしょと覚悟を決めて
香りをつけて
その日着てきていた一番のお気に入りの
レースのスリップとショーツをもう一度
身につけて、出ると
バスローブを着た彼が待っていて
抱き上げてベッドまで運んでくれました。

(お姫様みたい・・・)

せっかく着たスリップは脱がされてしまいました。

ため息をつく彼に

いやぁ恥ずかしい・・
明かりを暗くしてください・・

なんで?こんなに綺麗なのに
よく見せて・・
とても子供を産んだ身体には見えないよ・・

怖がらないで
大丈夫だから

力を抜いて

まるでバージンの女の子に対するみたいに
彼は優しく優しく
語りかけながら
身体中に手と唇を這わせました。

キスをする時は
頬を撫でながら、髪をなでながら
唇を下へ這わす時には手を繋ぎながら・・

そんな愛撫も
初めての事でした。

夫とするそれは
暗闇の中での「行為」でした。
ささっと触り、濡れていない私に舌打ちして
自分の先に自分の唾液をつけて
さっさと挿入する
そして、あっというまに自分だけいってしまう
だから
女性が「いく」なんて嘘
そんなの小説やAVの中だけだ
男性を「いかせる」ために「いく、いく」と
「ふり」をしてるのだと
ずっと思っていたのです。
(そんな行為でも、子供は授かるのですけどね)

そんなにも
愛情をかけて愛撫されたのも始めての事だったのです。

愛撫されるだけで
そんなにも身体中が痺れる思いをしたのも
始めてでした。

やっと入って来た彼は
あぁぁぁぁと
声に出して入って来ました。

こんなに良いのに・・・
旦那さんは、なんて勿体無い・・・

深く深くため息をつきながら
彼は入って来たのです。

それを聞いて
私は、堪えきれずに
声に出して泣いてしまいました。

女として見れないと言われ
抱いて欲しいと夫に頼むと
俺はあんたと違って淡白なんでね!と
吐き捨てるように言われ
夫婦の間でさえ
その「行為」は汚い事のようで
夫に抱かれたいと思う自分は汚い女のようで
ずっとその思いは封印していた物でした。
10年!
きっと女性として一番輝いていた時間
10年!!
夫にでさえ、触れられなかったこの身体

きっと彼はそんな私が
可哀想で
こんなに良いのにと言ってくれた・・・
そう思って
涙がぼろぼろぼろぼろ
止まりませんでした。

驚いた彼は
どうしたの?痛かったの?

泣きじゃくる私を
抱きしめて、撫でてくれました。

そうじゃないんです
私、本当に自信がなくて
怖くて堪らなかったんです

こんなに良いんだから
自信ないなんて言わないで

本当に凄く素敵だよ
すごく良い○○○○だよ
蕩けそうだ・・

そんな言葉を耳元で囁かれたのも驚きでした。

暗闇で黙々とする「汚い」行為と思っていた

彼に出会って
本当の愛の行為を教えられたのでした。
by emi  at 16:49 |  恋する時間 |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

初めての・・

その日は駅で落ち合いました。
車に乗ると彼は
今日は良いの?
と聞いてきました。

私は昨日のバス旅行の様子を
面白ろ可笑しく話しました。
普段はすぐに冗談を言う彼が
あまり笑わない様子が
ちょっと不安になりました。

今日はホテルに行っても良いの?
もう一度彼が聞いてきて

私、本当は自信がないんです。
怖いんです・・


彼はそっと手を握ってくれました。
その手が温かくて、
なんだか安心出来ました。

ホテルなんて
独身の時以来だから
入り方も判らなかったよ!
部屋に入った彼は照れたように笑いました。

本当にお部屋は明るくて綺麗で広く
普通のシティホテルのようでした。
それでもドキドキして
どうして良いかわからないでいる私のそばに来て
後ろからそっと抱きしめてくれた彼は
・・
あぁ、良い匂い・・・と言ったのです。

後ろから抱きしめられたのも始めてでした。
彼の息が耳にかかるだけで
立っていられないくらい、ドキドキしました。
身体の芯から蕩けそうなくらい
抱きしめられている事に興奮しました。

夫は匂いに敏感で
私が香りをつけるのを嫌がります。
でも、10代の頃から香りを楽しんで来た私には
臭いからやめろ!と怒鳴られる度に
悲しい思いをして来たのです。

だから軽めのオールドパルファンしかつけて来なかった。
その香りをかいで
彼は、良い匂いと言ってくれた・・
その事も震える程嬉しかった事でした。

浜辺で抱きしめた時から思ってた
emiはとっても好い匂いがする・・

そんなに緊張しないで・・
前に向かされて、優しくキスをしながら彼が言いました。

私ね、
本当に自信ないんです
10年も・・・してないし
女として見られないって・・

涙が出て、声になりませんでした。

大丈夫だから・・

彼はキスを唇から首筋へ・・
それだけで
もうガクガクと震えてきた私を
優しくベッドへ寝かせました。

キスをしながら
優しく優しく
一枚ずつ脱がせていく彼に任せて
私は目をつぶり、もう戻れないと思っていました。
by emi  at 16:04 |  恋する時間 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

一日離れて

その翌日は週末で
私はとあるバス旅行に行く事になっていました。

一日中メールのやりとりが続きました。
一人だけ離れる事が出来れば
電話もかけて、お互いの声を聞きました。

一緒に行った人達との会話も
それまでならとても楽しかったのに
上の空で話をしていたと思います。

メールの内容は
たわいもない内容だったけれど
彼に会いたくて会いたくて
それまでの、ほんの4日間だけれど
毎日会っていた
彼の温もりが欲しくてたまりませんでした。

夜になって
彼からきたメールは

今日は一日中メールをしてたから
ずっとemiの事を考えていたよ
一日一緒にいたようで嬉しかったよ

でも私は
ずっと貴方の事を考えていたから
会えなくて淋しかったです

明日日曜だけれど出てこれる?

大丈夫です

じゃ会おう
僕は朝から会合があるから、その後で

そして日曜
シャワーを浴びて、出かけた私は
もう覚悟を決めていたのでした
by emi  at 11:08 |  恋する時間 |  comment (9)  |  trackback (0)  |  page top ↑

好きだから

車に戻った彼は
困ったように
ホテルに行っても良い?と聞いてきました。

え!ダメ!困るわ
なんで?

なんで?って・・
好きだから抱きたい

そんな、好きだから抱きたいなんて
高校生みたいな事言わないで

どうして?!
好きだったら、自然でしょう

ダメです
一度そうなったら、きっとずっとそうなってしまうわ
私はこうして、会えてお話し出来ればいいの

僕は君が欲しい

お願いですから
時間を下さい

その時、夫とは10年のセックスレスでした。
女として見れないと言われて
自信もないし、深く傷ついていました。

独身の頃のお付き合いも、
夫以外で身体の関係までいったのは一人だけでした。
ずっと女子校で、親も厳しく
男性とのお付き合いも、卒業するまでは許されない家庭に育ってしまい
どちらかというと、プラトニックだけで満足していたし
それ以上になりそうになると逃げてしまう
そんなお付き合いしか出来なかった私でした。

そして結婚した夫が淡白で
そしてすぐにレスになり・・

だから、どうしても
好きだから抱きたいという彼の感情にも
驚きが先にきてしまい
受け入れられませんでした。
by emi  at 10:42 |  恋する時間 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

キス、キス、キス

砂浜で抱きしめられた翌日
2人で映画を観に行きました。

待ち合わせをして、お夕飯を食べて
映画館で映画を観る・・
まるで普通の恋人同士のようなデートでした。

バニラスカイという映画でしたが
トムクルーズとペネロペ・クルスの
キスシーンやベッドシーンは
観ていて、とてもドキドキしてしまいました。
終わっても、なかなか席を立たない彼は
観客が全員出て行ったのを確認して
抱き寄せてキスをしてきました。
帰りのタクシーの中では、ずっと手を握っていた彼。

その翌日も会いました。
家まで迎えに来てくれて
森の中にある、休日には家族連れで賑わう公園に行きました。
時折、犬の散歩をさせる老夫婦に会う以外は
ひっそりとした林の中を、手を繋いで歩きました。
人影がなければ、彼は抱き寄せてきてキスをします。
小さな湖のほとりのベンチに座ってもキス。
話すより、ずっとキスをしていたような午後でした。

ベンチに座って、手をとり、じっと見つめながら
彼は
僕達、こうしていて良いんだろうか
でも好きな気持ちは止められない
結婚していたら、人を好きになってはいけないの?
と聞いてきました。

私は、木々の間の冬の青空を見上げて
私・・
なんだか、おじいちゃんとおばあちゃんになっても
こうして2人でお散歩してるような気がするの
こうやって、2人で青空を見上げてるような気がするのよ

じゃぁ、ずっとこうして会えるんだろうか

きっと会えるわよ

その翌日も会いました。
大きな湖に浮かぶ小さな小さな島に渡り
裏側にある小さな小さな祠にお参りをしました。
ずっとずっとこうして
彼と会えますように・・・

長いキスをした後で

彼は
もし、こうして2人で会い続けていて
もしばれてしまったら
きっと誰も助けてはくれない
今までの友達も全部敵に回すんだよ
それでも良いの?
引き返すなら今だよね

きっと大丈夫
好きな気持ちはもう戻れません
ずっとずっと、こうして会っていきたいです

彼は抱きしめる腕の力を強くして
それじゃあ、どうぞよろしくねと笑いました。

これから2人だけの秘密が沢山増えて行くんだね

その時、私が思った「秘密」とは
こうして色んな所に2人で行く事なんだろうなぁと
思いましたが
ちょっと違っていたようです・・・
by emi  at 10:13 |  恋する時間 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

砂浜にて

帰って来てからも
次の日もずっとメールが行き来して

これから会おう!と彼が迎えに現れます。

メール見てたら、抱きしめたくなった

今度は本当に海まで車を走らせました。
車を降りて、防風林を抜ける時に
思わず彼の腕にすがると
彼はその手をとって、
始めて二人で手を繋いで
林を抜けて行きました。

一月の海は波が高く
波しぶきが光っていて
それはそれは綺麗で
そして、とても寒くて
風が強くて飛ばされそうで
2人して、寒ーーーーーーーーーーーい!!
と笑いあいました。

次の瞬間
急に彼に抱きしめられていて
それが、本当に急だったので
足ががくがくと震えました。
まるで少女のように、ドキドキして
心臓が口から飛び出そうでした。
身体中がガクガクと震えて声も出ず
彼は
そんな私の耳元に
・・ダメ?・・
私は言葉も出せず、いやいやをしました。
やっと出せた言葉は
・・だって・・・

それでも彼は俯いている私のあごを持ち上げて
優しく優しくくちづけをしたのでした。

その瞬間
身体中に電気が走ったような衝撃を受けました。

あんなキスは今まで一度だってなかった。
優しくて、でも痺れるようなキス。
生涯忘れられないキスでした。

後になって
私達の記念日ってあるの?と聞いた時
あの砂浜で、僕達は始まった
だからあの日が2人の記念日だねと
答えた彼。
1月が来ると6年目になります。
今でも、あの衝撃はありありと蘇ります。
彼があの時一歩を踏み出してくれて
私達は始まったのだと思います。

by emi  at 22:32 |  2人のこと |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑

湖へ

初めてのデートの翌日
昨日はご馳走様でしたとお礼のメールをします。
僕も楽しかったですとすぐに返事が。

何度かメールが行き来して

久しぶりに会えて、本当に嬉しかったです
でもね、私どうかしちゃったのかもしれない・・

どうかしたの?

あのね、すごくドキドキしてしまったの

僕もドキドキしてました

ええ!どうしてかしら・・

どうしてだろうね・・

片思いかなぁって思ってました

どうして?両思いだよ!僕たちは

それから毎日のメールのやり取りが始まり
4日後にもう一度会おうという事になりました。
今度は昼間、やっぱり家までお迎えに来てくれて

どこに行きたい?
水辺が好きなの、海が見たいなぁ
海・・?湖にしよう

この間会った時よりは
ちょっと照れてる2人でしたが
彼は車を走らせて、湖を越えて林の中にある
とある小さなミュージアムに連れて行ってくれました。
雨上がりの緑の匂いのする駐車場から歩く時も
ちょっと離れて歩き
人気のない静かなミュージアムの中を
ゆっくりとゆっくりと
少しだけ距離をあけて
2人で見て回りました。

何だかこうして2人でいる事がすごく不思議でした。

ミュージアムの中の喫茶室で美味しいコーヒーを戴いて
帰る途中、湖の見える場所で車をとめて

色んな話をしている時に

奥さんと仲良いのが、ずっと羨ましいなって思ってたの
奥さんを不満に思ったことないの?

不満に思った事はないよ
昼間は母で、夜は女になる、それが良いんだよねぇ
(この時もそうですが、彼は正直すぎて、聞いてるこっちが胸が痛む事が多いです)

幸せねぇ・・奥さん

emiさんだって幸せでしょ?ご主人に大事にされてるでしょ
いつもニコニコしてるし、幸せそうだよ

そこで始めて夫との悩みを話したのです。

頑張ってたんだね・・・とだけ彼は言いました。

彼は何でも聞いてくれて、受け止めてくれそうでした。
彼の温かさに甘えていたのだと思います。
by emi  at 22:08 |  2人のこと |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

初めてのデート

電話しないで、メールだけでも、ちゃんと会えるんだね!

タクシーで家まで迎えに来てくれた彼が
私が乗り込んだら、発した言葉です。

メールを始めたばかりの彼
本当に嬉しそうでした。

久しぶりね~どうしてた?
皆元気かしら
うん、○○さんはね・・と
取り留めのない話しをしながら
車は住宅街から裏道を通り繁華街はさけて行きます。
お店について、お座敷に通されて
何だか、こんな2人っきりで会っても良かったのかしら・・
だって、これは同窓会だもん、今までだってよく飲みに行ったりしたじゃない・・
とドキドキしている私。

彼はいつものように、冗談を言いながら
昨日まで一緒にいたかのように
普通に楽しく飲んで、食べて・・・

普通に話すそぶりでも
私はずっとずっとドキドキしてました。
彼を異性と感じた事なんかなかったのに
どうしちゃったの?

美味しくお食事も済んで
お酒も美味しかったし、デザートも済ませました。
本当は何をしゃべったのか
全然覚えてないんです。
彼がすごく優しかった事。
笑顔が素敵だったこと。
楽しくて、切なくて涙が出そうでした。

じゃ帰ろうかと席を立ち、
このまま帰っちゃうの?と思わず聞いてしまいました。
じゃ、飲みなおす?と
タクシーで、皆でよく行っていたホテルのラウンジへ・・

まだ皆のボトルあるかなぁなんて言いながら。
一年たってるんですから、勿論ないですよね。
夜景が綺麗で、生演奏でジャズピアノが流れていて・・
皆で来た時は、ただただ楽しく笑って飲んでいた場所が
こんな大人の場所だったっけ?

ずっとずっとドキドキしていた私は
それじゃ、本当に帰ろうかと
エレベーターに乗った時
どうしても、彼にくっつきたい衝動に駆られたのです。
心臓が飛び出しそうでした。
ドキドキが彼に聞こえてるのではないかと思いました。
懐かしかったと抱きしめて欲しい。
ずっとずっとその事ばかり考えていました。

でも、何もなくそのまま降りて
タクシーで送ってもらう間も
思い出話しなんかしてたと思います。
(本当にこの日何をしゃべったのか、全く記憶にないのです)
ご馳走様でした、また誘ってねと降りたような気がします。
懐かしかった、嬉しかったのは私だけだったのかなぁ・・
と思いながら。
by emi  at 15:08 |  2人のこと |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

初めてのメール

彼と一緒の活動も終わり、一年近くが過ぎます。

年賀状に彼のアドレスが手書きで書かれてありました。
これはメールしてって事かなぁと
お久しぶり!とメールします。
(それまで携帯で話はしていても、
メールのやり取りをした事はありませんでした。)
彼もそれまではメールをした事がなく、
始めたばかりでした。
だからアドレスを書いたのだと後から言っていました。

「あけおめ!ことよろ!」
すぐに戻ってきた返事に大笑い
「な~に、どこの若い子からメールが来たかと思ったわ♪」
久しぶりに飲みに行こうかという話になります。
皆で同窓会する?
今回は2人でもいいでしょうと返事が来て。
じゃあどこにしようか、いつにしようか
何だか、嬉しくてわくわくする自分がいました。

活動の任期が終わる時に、ちょっと嘘をつきました。
それまでの歴代の人たちは
パートナーにお礼のお食事に連れて行ったんですって。
彼は本気にして(そういう人達もいたのは事実ですが)
色んな場所をピックアップして来てくれました。
どこに行きますか?
結局、隠れ家風のフランス料理のお店に
2人でランチに行った事が・・
でも、その時だって、探してきてくれたのが嬉しかったんだと
自分で思っていたのでした。

今回もあんなに毎日会っていた冗談仲間に
久しぶりに会えるから嬉しいのだと
思いながら、その日を楽しみにしていたのでした。
by emi  at 22:28 |  2人のこと |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑

夫との事

彼と出会った頃は夫とはすっかり冷え切った関係でした。
夫に求められない
その原因がわからず、夫の浮気なのか
何度も何度も喧嘩を繰り返し
やっと夫から聞けたのは
「出産で立会いなんかさせられたから
女としてはもう見れない、俺の方が被害者だ!」
と吐き捨てるように投げつけられた言葉でした。

二人目を欲しいと言ったときも
そんな気になれない
どうしても欲しいのなら、出来る日を教えろ
その日だけ「してやる」と言われ
愛もない、子作りのための行為で
お願いしてお願いして、毎月生理が来るたびに
暗澹とした思いになり
それでも、どうしても子供が欲しかった。
夫の子ではなく、私の子が
上の子の兄弟が・・

そんな二人目を作る時の夫の態度も
やっとわかったのは
その「女として見れない」という言葉からでした。

心も身体もぼろぼろでした。
だから、あんなに夢中になって外へ外へと
気持ちが向いていたのだろうと思います。
私を一人の人間として認めてくれる場所を
求めていたんだろうと。

夫は単身赴任して行きました。
その間は、すごくのびのびと子供達と
暮らしていたと思います。
愛はないけれど言葉の暴力もない。

けれど
夫は失敗をして左遷させられて帰国します。
それからです
力での暴力の日も始まったのは。
原因を絶対に夫は語りませんでした。
けれど帰ってくれば、すぐに切れる。
はめられたと怒鳴る。
子供にも当たる。
殺されるかもしれないという恐怖から
警察に電話した事もあります。
でも、夫婦喧嘩は取り合ってくれないんです。

夫が死んでくれないかと
本気で思っていました。

今思えば、夫も誰もわかってくれないと
苦しい日々を送っていたのかもしれません。

上の子は
そんな私達を見たくないと
家によりつかなくなりました。
学校も休んで注意をうける事が多くなり
私自身も死んでしまいたいと
家にいる時に笑う事はなくなりました。
なんで生きているんだろう・・
いつも台所のすみで膝をかかえて泣いていたような気がします。

だから余計に
外での時間にのめりこんでいったのかもしれません。
外にいる時だけは笑っていられる。

だからといって
不倫をして良い理由になるとは
勿論、決して思いません。

それでも苦しくて苦しくて堪らなかった。
やっと生きていた。
そんな時に彼に出会ったのでした。

by emi  at 22:02 |  夫婦の事 |  comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑

人柄に・・

今住んでいる所は私の生まれ故郷ではありません。
夫の仕事の関係で越して来たけれど
来るまでは、東京からどれくらい離れているのかさえ
知らない土地でした。
友達もいない、言葉も違う
夫との間の溝もどんどん深まる日々・・

何とか自分の居場所が欲しくて
サークルに入ったり、趣味のお教室に通ったり、
子供達も色んなお稽古や活動グループに入れたりして
気がつけば私自身も色んな役員を引き受けるようになっていました。

そんな所で彼と出会ったのです。
○○ちゃんのお母さん、ではない
一人の大人の○○さんと
ちゃんと苗字で呼ばれる事の嬉しさ。

学生時代に戻ったかのような
男女関係なく真剣に話し合い、
冗談を言い合い、集まっては話し合い
何かを成し遂げていく
そんな日々が楽しくてたまりませんでした。
特に彼とは笑いのツボが同じらしく、冗談ばかり言い合っていて
彼に会えるのが、今から思えば一番楽しかったのかもしれません。

そこで見る彼は
人を立てることの出来る人
頭の良さ、人柄の良さ、そしてユーモアのセンス
素直な感情表現の出来る人、感謝の言葉が言える人
そして何よりも
私に一番欠けていて羨ましかった事
夫婦仲がとっても良くて、
奥さんに感謝する言葉が言える人でした。

この人の奥さんは幸せだなぁ・・

そんな時、夫は単身赴任して行きました。
私は何かを決めるのに、夫ではなく彼に相談するようになりました。
それでも、それは友達として頼っていると自分では思っていたのです。
by emi  at 21:33 |  2人のこと |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑

第一印象

8年前
とある場所で、友人が彼に声をかけました。
「○○さん、おめでとうございます」
彼は、はにかんだ笑顔でお礼を言って行ってしまいました
彼に、一番下のお子さんが生まれたばかりと
その時友人から聞かされました。
え?どうみても年上なのに
もしかしたら、若い人なの・・・???
そう思ったのが彼の第一印象でした。

でも彼にはその何ヶ月も前に、
始めて会っていて挨拶もしていたらしいのですが
その他大勢の集まりでの挨拶でしたし
私は彼に会った記憶がその前にはありません。
そのちょっと夕方になりかけた時間の
黄昏の太陽が差し込む場所での
彼の輝くような笑顔が、私にとっての彼の初めての印象でした。

いつの間にかお互いの中で大きな存在となっていき
気持ちを伝えるには、それから3年かかったのですが
今思えば
あの笑顔に、もうすでに私は恋し始めていたのかもしれません。

by emi  at 01:35 |  2人のこと |  comment (2)  |  trackback (0)  |  page top ↑

はじめまして

自分のお部屋
やっと持つ事にしました。
なんだかドキドキします。

ゆっくりと
今までの事、これからの事
お話して行きますね。
テーマ: 婚外恋愛 -  ジャンル: 恋愛
by emi  at 19:11 |  ご挨拶 |  comment (6)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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